Figma デザイン入門

期間

2022/5 - 2023/2

キーワード

  • Figma
  • 書籍
  • UIデザイン
  • プロトタイピング

2023 年 2 月に Figma デザイン入門 〜UI デザイン、プロトタイピングからチームメンバーとの連携まで〜 という本を出版しました。 こちらの本を書くにいたった経緯や、内容について紹介します。

書籍の簡単な紹介

Figma デザイン入門 〜UI デザイン、プロトタイピングからチームメンバーとの連携まで〜

本のテーマは「本当の本当に入門用の本」です。
Figma のことをまったく知らない人が一通り触れるようになるための内容を目指しました。
逆に、この本の内容をすべて理解しても Figma マスターにまではなれません。

かなり基礎的な使用方法から解説しているので、完全な Figma 初心者の方でも問題ありません。
なんなら、初めてのデザインツールとして Figma を選んだという場合でも大丈夫です。

チーム内に広めたい人にとっては「この機能は ◯ ページにあるよ」というような参照用のドキュメントにもなると思います。 2 章 3 章のデータをアレンジして練習問題として使っていただくのも良いかもしれません。

執筆にいたるまで

時系列としては次のような流れでした。

  1. Qiita で Figma 関連の記事を投稿
  2. 出版社の方よりメールをいただく
  3. 1~2 回打ち合わせをして、執筆確定

ご連絡をいただいた時点では Qiita 記事は 20 本ほどです。 自分自身、Figma は非常に良いツールだと思っているため、他者にも知識を共有できたらと思い、Qiita に投稿していました。

執筆にあたり気をつけたこと

リアルに見えて、かつ、初心者にもわかりやすいデータを作る

初心者向けの教本でよくあるのが、実務にはフィットしないような簡略化された見本が提示されていることです。
本書では、できるだけリアルなデザイントークンの登録やページ構成を意識しています。

ただし、本当に実務レベルでデータを作ると、トークンの登録だけで数十にもなってしまい初心者にはハードルが高すぎます。
数やバリエーションはできるだけ少なく、それでいてリアルに見えるバランスの見本を意識しました。

一貫したスクリーンショットの撮影をする

技術書全般で、スクリーンショットの範囲や解像度がバラバラなのを見かけます。
ですが、読んでいる最中はそういった違いがストレスになりがちです。

特に初心者の方においては、少し画面の内容が変わるだけでも操作対象や操作方法がわからなくなってしまうことがあります。
そのため、一連の操作では一貫したスクリーンショットを撮影するようにしました。

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